沖縄ダイブは憧れのままか

スキューバのCカードを持っている人なら、だれでも沖縄ダイビングに行ってみたいはずです。なにしろ海はキレイで、恩納村など有名なダイビングスポットが多く、出会える生き物も本土とは全く違うからです。

しかし、沖縄ダイビングにはちょっとしたハードルがあります。ライセンス持ちなら座学で習った通り、飛行機の登場制限があるわけです。ちゃんと覚えていますか?

そう。最低でもダイビング後12時間、複数回潜ったら18時間は、フライトしてはいけないのです。

着いた当日の午前中に1回だけ潜り翌日の便で帰る、ということはできますが、一般的に言ってそのようなダイブでは満足できないでしょう。何回も潜って満喫したいのが当然というものです。なぜならせっかくの沖縄なのですから。

そうすると夕方までとか、状況が許せばナイトダイブなどを楽しんでしまうわけで、翌日はフライトできないということになってしまう。つまりどうしても2泊3日、できれば3泊4日以上の日程が要求されるのです。もちろん空き日はダイビング以外の観光に使えば良いだけの話ですが、その日程は社会人にとってなかなか厳しい。

逆に大学生などなら余裕の日程でしょうが、学生はお金がない。ヒマな時にはカネがなく、カネがある時にはヒマがない。人生とは皮肉なものです。

実際そういったハードルのおかげもあるのでしょう。超有名スポットでも、そんなに混んでいないと聞き及んでいます。ラッキーにも行くことさえ出来れば、沖縄ダイビングをハッピーに満喫できるのです。